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日々のコト

久びさの器屋 日々

5月末から7月前半まで展示会が続きました。
夏の蔵出し市&セールは久びさの器屋に戻り、初日から大勢の方に御来店いただき
本当にうれしかったです。
今回は福岡の君波延昌さんの本格的な織部の器が人気でした。君波さんの器は和食にも
洋食にも幅広く格好良く使えるのが魅力なのだと思います。
黒織部のお茶碗についてこんなエピソードが。
お客様が「老眼になってくると白っぽい器ではご飯が同化してよく見えないの。この黒織部
のお茶碗だとよく見えておいしいかも」とおっしゃって買っていかれました。
この話を別の方にお話ししたところ、「そうなのよ!」とおっしゃられ買っていかれました。
年齢に応じておいしさを感じる器があるということ教えていただきました。
器屋が少なくなってしまった昨今、お茶碗を割ってしまったのでとか、急なお客様が見えるので
新しいお皿を、など様々な理由でご来店いただきます。安心して、大切に使っていただける器や
使い方など器屋として折にふれお伝えしていきたいと思います。



打越山キッチンスタジオにて君波さんの器
2016-08-08 Mon(日々のコト

初夏の器と和風ビーガンランチ

6月15日と16日、梅雨の晴れ間、鎌倉の打越山キッチンスタジオ(杉崎洋子さん主催)にて、
「日々」の器と、杉崎さんのメニューによる和風ビーガンランチの会が開かれました。

新緑と紫陽花が満開の鎌倉という素敵な場所を得て、いつもの「日々」の器がしっくり落ち着き、
趣をもって新鮮でした。

ランチは彩り鮮やかな旬の野菜づくしのメニュー。
「日々」で納めさせて頂いた器にぜいたくにセッティング。

デザートの見事な金魚のゼリーに夏を堪能し、お料理と器と作る方、食べる方、
皆様が大満足の2日間でした。





2016-06-19 Sun(日々のコト

20回記念平野奈緒子染色展

6月2日に盛況のうちに無事終了いたしました。

大勢の方がお祝いにかけつけてくださり賑やかな展示会になりました。
20年を振り返るDMやアルバム(みんな若かった)、そしてはずれなしの三角くじ。
お楽しみも満載でした。

20年も一度も休まずに作品展を発表されてこられた平野さん。お客様との
強いきずなを感じることができました。
「来年も楽しみにしています」の励ましの声に、来年も頑張りましょうと平野さんと
誓った次第です。

皆様、ありがとうございました。

20年DM

店内の様子
2016-06-19 Sun(日々のコト

スターウォーズの年賀状

年明け、日々のポストを開けると嬉しい年賀状が届いてました。
お母さんと一緒に来て、お買い物の間お絵かきが好きな子はお絵かきをしながらお母さんの
お買い物を待っているというのが恒例になっていて、その絵は日々の店内に貼ってあります。
大智君も幼稚園の時は電車が大好きで電車の絵を、1年生になった時はウルトラマンが好き
になって、そして今はスターウォーズがマイブームなんだそうです。
昨年の暮れにやってきた時には、お絵かきをする時間がなかったので、こうして年賀状に描
いて送ってきてくれたのだと思います。
こうした素敵な交流を持てるのも、お店を続けてきたからこそかと。
日々は今年で22年目に入りますが、素敵な交流がたくさん生まれますよう元気にもう少し続
けたいと思いました。
本年もよろしくお願いいたします。

2016-01-12 Tue(日々のコト

「散歩の達人」に掲載されました

2016/1月号 大特集 大宮&浦和
北浦和がいつの間にか古道具の街に、という見出しになっています。
西口の「nofu(ノフー)」さん、東口の「ひだまり商店」さん、そして「日々」が掲載されています。


2016-01-05 Tue(日々のコト

Torta della nonna(おばあちゃんのケーキ)

イタリア・トスカーナ 小さな村 サンテカテリーナ発

Restaurant & Bar の奥さん、ファビオラが作るケーキレシピが届きました。
イタリアらしい、毎日食べても飽きない素朴なケーキです。
皆様もぜひ試して作ってみてください。ご家族やお友達にも喜ばれると思います。





☆Torta della nonna
6人分
300g 薄力粉
150g 砂糖
40g バニラ風味砂糖(見つからなければバニラエッセンス)
170g バター
ケーキ用膨らまし粉
4個分 黄卵


作り方
1.小麦粉、膨らまし粉をふるいにかける
2.台の上にドーナツ状に粉を置き土手を作り中心にサイコロ状にカットしたバター、
  黄卵を入れ、フォークで土手を崩しながら混ぜる
  まとまってきたら、手でこねる。
3.30分(膨らまし粉の説明に従う)
4.生地を麺棒で伸ばす
5.タルト型にバターを塗っておき、生地を入れ、クリーム(※)、ジャム、ナッツなどをトッピングし、
  180度で50分焼く(時間は膨らまし粉の説明に従う)


※クリーム
6個分 黄卵
700ml 牛乳
1個 無農薬レモン(皮を使うので)
200g 砂糖
80g 薄力粉
20g バター


作り方
1.牛乳を鍋に入れ沸かし、100gの砂糖とおろしたレモンの皮を入れ火を止める。砂糖が溶けたら漉す
2.黄身と残りの砂糖、粉、温めた牛乳を泡立て器(マシーンOk)でクリーム状になるまで混ぜる
3.,2を鍋に入れ弱火でゆっくりかき回しながら4〜10分、好みの硬さまで
4.火を消しバターを加え混ぜ、冷まして出来上がり
2015-12-08 Tue(日々のコト

イタリア トスカーナへの旅③

イタリアの食といえばスローフード発祥の地というので、イタリアに行く前に少し調べたところ、
1980年代半ばに、ローマのスペイン広場にマクドナルドが開店したことをきっかけに、イタ
リアの食文化を守ろうという考えでできたとのこと。今では日本やアメリカなどにも広がってい
ますが、基本は地元でとれる旬な食材を大切に食べきること。家庭のマンマから代々受け継がれ
るその家、その地方の味を大切に伝えることとありました。
コープやスーパーなどの食材売り場を見ると、旬の野菜や果物が山と並んでいて、それをカート
いっぱいにして買っていく。トスカーナのキッチンを垣間見る思いでした。
キノコ類を探していたら、キノコは8月末くらいから出回るのでまだないんです、と言われこれ
もスローフードかと思いました。
肉類はさすがの狩猟民族、もとの姿に近いかたちで並んでいます。イノシシもうさぎも、そして
森ではハリネズミまでも食べられてしまうそうです。中世から続く食文化が根強く残っていまし
た。
中世から続くといえば、森の木の管理や土地の境界線や農作物の作付など中世の頃の決まりが
イタリアではいまだに基本として残っていて、森や畑を守っている。そしてこれがスロ-フード
を支えています。
トスカーナの森でスローライフを目指して暮らし始めた娘たち。彼らの食や生活の姿を通して、
私たちもまた少しスローな生き方を理解できたような気がします。
イタリアの人や暮らしのことをもっと知りたいと思うトスカーナの旅でした。

ロッカルベーニアの小さなホテル
朝、ロッカルベーニアの岩壁を散歩して帰ってきたら、ホテルの前庭でイタリアの朝食の定番、
甘い焼き菓子(トルタ・クロスタータ)が用意されていました。自家農園のフルーツを使い、ジ
ュースもジャムも煮リンゴ入りの焼き菓子もすべて手作りとのこと。
花柄のグラスとマットの色使い。決して子供っぽくなく、優しく、空の青さとメニューにぴったり。
一日の始まりが嬉しくなる朝食をいただきました。





ロッカルベーニアのお肉屋さん
新鮮でおいしいお肉を売っているお店と評判で、遠方からも買いに来るそうです。本場自家製
サルシッチャを初めて使ってスープやパスタの具に調理、香辛料と塩の加減がさすがでした。
目の前でお肉やハムの厚さを聞いて切ってくれます。今では日本ではあまり見かけなくなって
しまいましたね。



VINOワイナリーオーナー ロメオさん(84歳)を訪ねて
有機栽培のブドウで作っているワインとしてマレンマ地方で親しまれているワイナリーを見学
させていただきました。イタリア人らしくない物静かな話しぶりは、学者のようなロメオさん。
清潔に整理整頓された貯蔵庫も案内してくれました。今年ももうじきブドウの収穫が始まるそ
うで、そうなると家族総出で大忙しになるとのことでした。





シエナのコープにて
豚の頭の中に肉や色々な内臓をミンチにして詰めて作ったハム。あまりの迫力についシャッ
ターを。





サン・ジミニャーノのレストラン ベル・ソッジョルノで
忘れられない絶品ソースのミルフィーユ。ソースの中身を聞いたところ、レモン、生姜、ハチミ
ツ、桃果汁などを使っているとのこと。桃のコンポートは果肉も皮もしっかり煮てあり八角も使
っているようでした。文句なしに素晴らしいスイーツでした。


2015-09-23 Wed(日々のコト

イタリア トスカーナへの旅②

■近隣の人々

・香坂ご夫妻
 娘たちの暮らす森から20分程のところに日本人のご主人、イタリア人の奥様、そして二人のお子様の
 ご一家が暮らしていました。奥様も日本に長くいらしたので日本語が堪能で、イタリア暮らしの短い娘
 にとっては日本語でお話ができる方が近くにいらっしゃってとても心強いと思います。ファウナの誕生
 をお知らせに伺い、有意義な時間を過ごしてきました。
 お二人も、日本にいた時からイタリアでパーマカルチャーな生活をしたいとイタリアを旅し、この場所
 に落ち着かれたとのこと。自然農法、手作りの味噌や豆腐などこれから娘が目指す生活の先輩として頼
 れる方がいらして安心しました。

 そして何故このエリアにイタリア以外の国々から移り住んでくるのか、お話が聞けました。このあたり
 は交通の便も悪く、早くから過疎化が進み、空き家や廃屋、放棄農地が多くあった所を30数年前から
 ドイツ人が家のリノベーションをして森の生活や農業を楽しみながらバカンスを過ごすようになったそ
 うです。そのうち実際に、パーマカルチャーな生活を実践しようとする人たちが定住し始め、今日に至
 っているそうです。地元のイタリア人も、自然を大切に守ってくれるならと、受け入れてくれているそ
 うです。

 今は、M.Labbro(モンテラブロ)標高1193mの“聖なる山”と呼ばれている山を中心に移住希望者
 が増えてきて、人気のスポットになっているとのことでした。モンテラブロにはチベット仏教の寺院も
 建てられており、多くの人が祈りに訪れているそうです。

・ヨヘンさん
 このエリアに初めて住み着いたのが、ドイツ人のヨヘンさん。もう40年にもなるようです。娘たちの
 森と家はヨヘンさんから譲り受けたもの。今年の6月まではヨヘンさんが住んでいた家が現在リノベー
 ション中のもの。森を開き、電気や水を引き、馬を飼い、オリーブ畑を作り今ある環境を整えた、まさ
 に開拓者ともいえる人です。

 このエリアをほとんど一人で切り開いてきたヨヘンさんですが、ちょっとおかしな癖があります。それ
 は森のあちこちに古いクルマやトラクター、大きなタイヤ、農機具や洗濯機やレンジ、家具やベッド、
 取り外したドアや窓など様々なものを置き捨ててしまうこと。はじめ見た時はなんとなく不気味な感じ
 がしましたが、見慣れてくると、あたかも森をキャンバスにこれらの物たちを絶妙に配置したスケール
 の大きな作品にも思えてしまうほど、マッチした景色に。私たちはこれを「捨て置かれたモノ達」と名
 付けて鑑賞していました。
 
捨て置かれたモノ達


・MIKIさん
 ご主人はミカエルさん、奥様はベレーナさん。お二人ともスイス人。
 やはりヨヘンさんから森を譲り受けたそうで、もう30年も住んでいるそうです。お二人とヨヘンさんと
 は、若いころインドで出会って仲良くなったのがきっかけとのことです。

 ファウナが森の家に戻ってきて、ディナーにご招待。ベジタリアンのご夫婦用に、日本から持って行った
 食材で五目ずし、こうや豆腐と昆布の煮しめ、卵焼きなど和食でおもてなし。美味しかったと気に入って
 いただきホッとしました。

■森の暮らし

 森の丘の南側にはオリーブの木が400本近く植えられています。11月が収穫期だそうで、秋はどこも
 大忙し。実を収獲したら精製工場に持ち込んで、実を買い取ってもらうかオリーブ油にしてもらうかがで
 きるそうです。
 今年は家のリノベーションとこのオリーブの収穫が二大イベント。いつも前向きなエレズでも大変な作業
 が待ち受けています。

 この森の離れの家に3年前まで住んでいたアルベルトさんは3歳と2歳の女の子のパパ。この二人のおさ
 がりがファウナにとたくさん届きました。
 私たちが帰った1週間ほど後に、ポルチーニ茸の季節になったのでキノコ狩りに来てくれたそうで、さす
 がに森をよく知る若者、カゴいっぱいのポルチーニを採ってきてくれたそうです。自分の森でポルチーニ
 茸が採れるなんて素敵です。

 来年からは本格的に自然農法をすること、丘に果樹を植えること、馬やヤギを飼うこと、水田を作ること。
 夢と計画は広がっています。
 森の暮らしが始まった年に新しい家族が生まれ、すべてのスタート台に立ったその瞬間を一緒に過ごせて
 感無量です。
 まわりの方々支えていただきながらまずは元気で、5年、10年、15年と夢を積み上げていってもらい
 たいと親として願うばかりです。次回はイタリアの食についての感想です。

丘の上のオリーブ畑


ポルチーニ茸


森で見つけた草花
2015-09-08 Tue(日々のコト

イタリア トスカーナへの旅①

娘の出産の世話をするということで3週間、イタリアへ行ってきました。トスカーナの小さな村を予想し
て出かけましたが、着いたところは…。イタリアでの3週間の記録です。

娘たちが暮らしているところは、ローマから北へ約200キロ、特急で1時間半のグローセットという駅
から車で1時間のサンタ・カテリーナ村。その村の中心からまた車で30分オフロードを走った森の中で
した。家はいま改装中で、住んでいるのは離れの古い家。8月8日に着きました。

娘は12日が予定日でしたが、自然分娩のできる病院を希望したので森の家から遠く離れた車で3時間の
Poggibonsi(ポッジボンシ)にある山あいの大きな病院へ行くことになりました。夫のエレズ
の方はこれから住む家の大改装を手掛けているので主人がサンタ・カテリーナからポッジボンシまで長距
離の運転をすることに。
イタリアは都市以外の町は信号がなくすべてサークルを使って行先を標示。慣れない左ハンドルとこのサ
ークルに緊張の連続。

ポッジボンシから車で25分のS.Gimignano(サン・ジミニャーノ)のB&Bで出産まで待機。
このB&Bのロケーションがサプライズの場所で、部屋のドアから世界遺産の町が一望できるという大変
贅沢な部屋。

出産は20時間に及びましたが、本人と駆けつけた彼、先生の3人がかりで無事14日未明にほぼ予定日
どおり自然分娩で女の子を出産しました。2560gの小さな赤ちゃんでしたが元気に育っています。
名前はFauna(ファウナ)と名付けられました。ファウナという名前の意味は、森に暮らす動物やす
べての生き物と共生していくことを表わす意味が込められているそうです。

私たちは出産の前に彼とバトンタッチ。彼の親友の迎えの車で森の家に帰り3人の帰りを待つことに。
3人が帰ってくるまで山や森の散策をしたり、畑のジャガイモや玉ねぎの収穫、トマトでソースを作った
り。自然農法を実践しているので、畑は雑草か食べられるものかわからない状態。でも、採れたズッキー
ニやキュウリや果物もどれもおいしくいただきました。

そして17日から新しい家族との生活がスタートしました。次回は森の家の生活と近隣の人々との交流に
ついてお話しします。

Fauna/ファウナ 生後5日目


森の離れの家


改装中の家


畑でじゃがいもの収穫


サン・ジミニャーノ


B&B
2015-08-31 Mon(日々のコト

“聖者たちの食卓”の上映会と美味しいカレー(会場:南浦和 縁卓)

2011年製作の映画なのでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、
インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>では毎日10万食、
巡礼者や旅行者のために食事を無料で提供している。その舞台裏を臨場感あふれるその
場の音のみが響く、ナレーションなしのドキュメンタリー映画です。

10万食の食事を作る人々の連携、無駄のない作業、食材用意に始まり片付けまでの
プロセス。一度に5000人が同じ場所で同じものを食べるという‟大きな団らん”。
フィリップ・ウイチュス監督は、「食事には食べることに対する姿勢、そのために使う調理器具、
一緒に料理を食べる人たち、食事をする場所がとても大切」と言っています。
きわめてシンプルな「共に生き、尊敬し合う」という根本原理が貫かれていることに気づか
されます。見返りを求めない純粋な儀式とも思える行為は、長い歴史と宗教の発生地としての
インドを強く感じるものでした。
まだまだいろいろ感じることが多く整理がつかないのですが、とりあえず感じるままに・・・。

映画上映後半には縁卓さんのキッチンからフライパンで炒める音やカレーのにおいがしてきて・・・。
素敵な映画と美味しいカレーを堪能した、3Dいえいえ4Dの贅沢な上映会でした。



2015-06-08 Mon(日々のコト

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